セイコー プレザージュ最新モデル発売中!

セイコー プレザージュ「クラシックシリーズ」より、洗練されたケースラインを際立たせる36mmの小径モデルが登場。スーツスタイルにも自然に馴染む上品なサイズ感で、現代のライフスタイルに美しく調和します。
ダイヤルには、絹の生糸をモチーフにした繊細な放射模様をあしらい、日本の伝統色「柴色(ふしいろ)」を採用。柴色は、江戸時代に奢侈禁止令のもと流行した温かみのある茶色で、落ち着いた上質感を引き立てます。
ムーブメントには、最大約3日間の駆動を可能にするメカニカルキャリバー6R51を搭載。クラシカルなデザインと高い実用性を兼ね備え、ビジネスからフォーマルまで幅広いシーンで活躍します。
確かな品質と日本製ならではの丁寧なつくりで、永くご愛用いただける一本です。
《奢侈禁止令と柴色の関係について》
江戸時代、町人文化の発展により、華美な衣装や高価な装飾品を楽しむ人々が増えました。これを受け、幕府は社会秩序を保つため、たびたび「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」を発布します。
奢侈禁止令により、絢爛な色や豪華な衣類の着用が制限され、庶民には控えめで質素な色合いが求められるようになりました。
こうした背景の中で、派手すぎず、上品で洒落た印象を持つ色が流行し、そのひとつが「柴色(ふしいろ)」です。
柴色は、乾いた小枝(柴)を思わせる赤みを帯びた温かみのある茶系の色であり、奢侈が禁じられた時代にあっても、控えめな美しさとさりげない洗練を表現できる色として多くの人々に親しまれました。
2025/06/06掲載